『マイクロ起業』について解説【スモールビジネスとは違うの?】

この記事で分かるPOINT!
  • マイクロ起業という起業スタイルの特徴が分かる!
  • マイクロ起業に成功するためのポイントが分かる!

あなたは『マイクロ起業』という起業スタイルをご存知ですか?

マイクロ起業とは、従来のような

従来の起業
  • オフィスがあって
  • 社員が沢山いて
  • お金をかけるビジネスを展開する

という感じの大掛かりな起業スタイルではなく、

マイクロ起業
  • オフィスも不要で
  • 大勢の社員も必要ないような
  • 費用を最小限にしたビジネスを展開する

という『マイクロ(非常に小さい)にビジネスを始める』という形で起業する、という次世代スタイルの起業です。

秘書

起業ってなんとなく『大ごと』な印象ですけど、これは随分と印象が違いますね?

むろ

もちろん『ビジネスを始める』わけだから、十分大きなことだけどもね。そこらへんも説明していこうか。

あなたが『起業』という言葉に反応しつつも『リスク』が気になってしまう方ならば…かなりマインドブレイクなお話になると思います。そんなお時間かかるボリュームでも無いので、ぜひご一読を!

目次

前提:マイクロ起業と『スモールビジネスで起業』は違う?

秘書

代表お得意の『スモールビジネス』で起業する、とはまた別ですか?

むろ

俺はぶっちゃけ『スモールビジネスで起業(して成功)する = マイクロ起業』だと思ってるよ。

というのも、そもそも『これをスモールビジネスといいます』という定義が決まっているものではないんですよ、スモールビジネスって。ひと言でいえば『小規模なビジネス』を指す、ぐらいで…。その規模も、厳密な縛りはないんです。

「店舗がないと、スモールビジネスとは言わない!」「社員数が◯人いないと、スモールビジネスとは言わない!」「1人でもスモールビジネスと言う!」と、まぁ色々な意見があるので…(笑)。

ですから『これが絶対!』とは言えませんが、スモールビジネスの中でも、特に小さな規模を『マイクロ』と呼ぶ(呼んでいる)と思えばいいかな、と。

ちなみに、マイクロビジネスに関して、日本政策金融公庫(日本に5つある政策金融機関の一つで、政府が全額出資する金融機関。融資を受けたい場合の最有力候補!)の公開している論文では、こんな感じに定義されています。

農林漁業を除く、 従業者5人以下の企業をマイクロビジネスと定義する。

こちらの公開論文より抜粋

極端な話、「私のやってる(やりたい)のはマイクロ?スモール?」は大事なポイントではありません。

5人以下の規模で行う起業を『マイクロ起業』と呼ぶことがある。マイクロ起業は、いわゆるスモールビジネスの一種で、特に小規模なスタイルを指す。

で問題ないかと。

秘書

「スモールビジネスをゼロから始めよう」と思えば、大体が『マイクロ起業』という枠に当てはまる、という感じですね。

むろ

だな。この定義で言えば、俺も『マイクロ起業家』。

起業 = ハイリスク の時代は終わった…!

「そんな小規模・少人数で、まともにビジネスとか出来るの?」と思うかも知れません。ところが…今なら、普通にできてしまうんですよ。

むろ

むしろ『お金をかけてビジネスを始める』って、よほどの理由が無いと、はっきり言って無駄な行為だよ?

確かに、少し前まで『起業』という行為は、やはり『己の全てをかけて挑むような行為』でした。会社も辞めて、多額のお金を投資し、多くの時間を費やし、高いリスクと引き換えに夢を叶える…。

ところが…インターネットをはじめとする、いわゆるIT技術の発達・普及により、ビジネスを取り巻く状況が一変したんですよね。

ビジネス環境が一変!
  • 店舗を持たずとも、個人がパソコン1台・スマホ1台で物を売買でき
  • 自宅にいながら日本中・世界中とのビジネスが可能となり
  • 多くの人間に価値を届ける手段が、圧倒的に充実した世の中に!

今では、誰もがお金をかけることなく商品・サービスの提供者となることを実現できる世の中に変わりました。

これまではヒト・カネ・モノに余裕のある大企業しかできなかったような施策が、個人レベルで、小資本でも実現できる。そんな世の中になっています。

むろ

ほんの10年前は、今のYoutubeより出来ることが圧倒的に少ない、社内専用の動画配信サービスを、何千万円もかけて作っていたんだぜ…。

マイクロ起業というのは、こういった時代の流れ・変化を最大限活用し、個人〜少人数レベルでビジネスを作り上げ、ビジネスオーナー(ようは、経営者ですね)となる行為。

小規模企業に仕事を依頼することが、当たり前の世の中に!

時代が大きく変わったことで、商品・サービスを『求める側』にも変化が生まれてきました。

これまで『ある程度の規模がある企業』にしかビジネス価値を求めていなかった人たちも、『個人〜少人数規模』にビジネスを依頼するようになってきたんですよ。

むろ

小規模な企業が提供しているサービスや商品が、すごくいいもの!というケースがどんどん表に出てきたからね。

このように提供側・買い手側どちらにも変化が訪れたことで、小規模なビジネスで活動することへの可能性が飛躍的に高まったわけです。

むろ

例えば俺の場合、法人化する前から複数社と取引してたし、中には社員数1,000人↑な企業もいくつもある。

むろ

今でも社員とか全然いないけど、普通に『企業名』で取引してる会社はいくつもあるよ。

秘書

それだけ『小規模な企業へのビジネス依頼』が普通な世の中になったんですね。

サラリーマン 兼 マイクロ起業家 = 最強!?

今の世の中、新型コロナウィルス問題で経済的にもドタバタしてますよね。会社に勤めているサラリーマンの方も「自分の会社は大丈夫か…」「万が一減給・リストラになったりしたら…」と不安に感じた人も少なくないでしょう。

むろ

その影響もあってか、これまでよりも『スモールビジネスなら、サラリーマンでもできますか?』な質問が増えてきたんだよね。

むろ

もちろん答えは『YES!』。むしろ、サラリーマンこそマイクロ起業でしょ、って感じだよ。

むろ

もう一度言おう。すべての会社員は『マイクロ起業』という形を、1つの武器として目指すべき。

マイクロ起業では、従来の起業のように『いきなり背水の陣!』というようなスタートはせず、本当に『無理なく・無駄なく・リスクなく』な形で作り上げていくのが基本。

ですから、サラリーマンを続けながら、可能な範囲で少しずつビジネスを始めてみればいいんです。社員やオフィスなどの出費も発生しませんから、無理にビジネスを大きくするプレッシャーもありませんよね。

『起業 = ハイリスク』の時代では、このような思考では、とても起業することは出来ませんでした。起業するだけで、すでに背水の陣…が普通でしたから。

しかし、今の時代ならば、こういった『リスク嫌なんですけど』思考でも、起業してビジネスを始めることが可能です。

こんな人にはマイクロ起業、おすすめ!
  • 会社員としての給与以外に複数の収益源(柱)を持ちたい
  • やってみたいことが沢山ある!
  • 新しい働き方・生き方を探してみたい

マイクロ起業というスタイルは、こんな想いを実現するための、非常にローリスクな解決策とも言えるでしょう。

秘書

サラリーマンとして抱えそうな葛藤・悩みの解決にピッタリかも。

むろ

たとえば…『会社』という組織に依存せず、月に10万円プラスで稼げたら?これだけでも、あなたの生活に大きなプラスとなるよね。

いわゆる複業/副業スタンスは、マイクロ起業の第一歩!

マイクロ起業は別に『会社を辞めなくてはいけない』という決まりはもちろんありません。というより、無理なく始めるマイクロ起業スタンスは『複業』『副業』そのもの。

むしろ『会社員を続けながら自分のビジネスを作り上げる』というスタンスは、まさにマイクロ起業の理想像と言ってもいいのかも知れません。

むろ

『収益の柱がある』って事実が、マイクロ起業を成功へと導く要因になったりもするからな。

秘書

確かに、いきなり会社を辞めて、すべての収入源を無くしちゃうのは怖いですもんね…。

会社によっては(今の時代に、本気ですか?と思いつつも…)複業/副業禁止の会社もあります。これは会社それぞれで違うので、ここは注意してくださいね。

ただし…マイクロ起業 = 簡単 は”超”勘違い!

『マイクロ起業なら簡単に結果を出せる!』という勘違いをする人が(なぜか)たくさんいるんですが…これ、超がつくほどの勘違いなので、注意してくださいね。

むろ

何を隠そう、俺は『スモールビジネスを始めた(マイクロ起業した)ら、全然上手くいかなくて参ったw』な奴!

確かに、マイクロ起業は準備が少ないぶん、すぐに始めることができます。

ですが…『始めるのが簡単』と『結果を出すのは簡単』は、まったくもって別物。適当に始めるくらいなら、止めておきましょう。お金は減らなくても、時間は減ります。

むろ

一応言っとくけど『サクッと始めて月収100万円〜♪』とか考えてるようなら、自分でビジネスとか、止めたほうがいいぞ。

秘書

そんな人は、宝くじを買いなさい。

大きな企業のように『金の力で解決』できないぶん、様々なものを活用し、結果に繋げていく努力が必要となる。これがマイクロ起業でありスモールビジネスです。

簡単に始められるぶん、しっかりと考え、努力し、お金の不足を工夫と戦略で補っていくことが求められます。結果を出すのは、むしろお金をかけた起業よりも難しいのではないでしょうか?

むろ

簡単に始められる→ので、適当に始める→結果でない→止めてしまう って、ほんと色々もったいないから、止めよう…。

マイクロ起業は、小規模だろうが小さなビジネスだろうが、れっきとした『ビジネス創造』です。

だからこそ、努力が形となって現れますし、正しいロジックで行うことでしっかりと結果を生み出すことが出来るようになるんです。

つまり、言い換えれば『ちゃんと、成功するためのポイントをおさえて努力』すれば、どんな人でもちゃんと結果を出していくことができると言えますね。

むろ

だから(確かに簡単では無いけど…)今の時代は、サラリーマンの人でも全員マイクロ起業を目指すべきだと思ってる!

マイクロ起業を成功させるには?

秘書

でも、やっぱり『難しい』なら、そう気軽に始められませんよね?代表も言ってるように、時間の無駄になりますし…。

むろ

もちろん適当に始めるくらいなら、本業のサラリーマンを頑張ろう。でも、本当にやる気があれば、ぜひ『やるべき』だな!

例えるなら、大学受験のようなものです。

受験を受けるだけなら、願書出してお金払えば、簡単に受けれます。でも、ただ適当に受験しても…まぁ、落ちますよね。

そんな時、何をしますか?

むろ

ちゃんと、試験対策をして、様々な問題の解き方を学んで、万全の状態で受験に望むんじゃ無いかな?

秘書

確かに…。本当に受かりたい人ほど、ちゃんと受験対策するでしょうね。

それと同じです。マイクロ起業で成功したいのならば、ちゃんと

『マイクロ起業で』発生する問題や悩みの対策をしっかり学び、本番に備える

という、ある意味当たり前の行為をするかどうか。もう、はっきり言ってこれだけです。

そうは言われても、勉強法が分からないのですが…

という人のためにあるのが、このメディアです。

このメディア、いわゆる『スモールビジネスに特化した、成功戦略/戦術』を片っ端から公開していくために作ったものですから。

むろ

本当に『マイクロ起業』に興味があるなら、とりあえず、このメディアにある情報や記事は、一回全部読んでみて欲しい。

少なくとも、あなたがこれまで意識したことがなかった、考えたことがなかった、気づいていなかったマイクロ起業(の元となる、スモールビジネスの知識)が色々と見つかるはずです。これらを知っているか、知らないか…それだけでも、すごい差になるはずですよ。

秘書

まぁ、公式の無料メディアなんで、タダですしw

ちなみに、質問も随時受け付けてます

正直、このメディアには色々な情報を載せていくつもりですが…なにぶん私もマイクロ起業の人間ですから、手数に限りがあります。いわゆるブロガーのように、ゴリゴリ更新していく、というのは正直厳しい…。

ですから、基本的に質問はLINEを通して随時受け付けてます。

もちろん、なにぶん私もマイクロ起業の…(以下略)ですから、すぐに返事が出来るとも、全ての質問に必ずお答えする、ともお約束はできません。が、頂いた内容には必ず目を通します。

むろ

ので、もし質問とかあったら、ぜひ深く考えず、気軽に質問して欲しいな!俺も、気軽に返すから…w

秘書

室川への質問は、こちらからどうぞ!(この手の質問系は問い合わせフォームから送られても、基本反応しませんのでご注意ください)。

スモールビジネス戦略家:室川のLINE@
ご質問はこちらから!

大きな幸せを目指す為の、小さな一歩め。マイクロ起業とは、そんな『生き方』です。

時代が変わったとはいえ、起業して『成功する』ということは、決して簡単な道ではありません。

もしかしたら、思ったように稼げるようになるまで時間を要するかも知れませんし、下手したら失敗するかも知れません。

だからこそ、リスクを取らずに目標を追える道を探したい。

これは卑怯なことでしょうか?

いいえ。少なくとも私は『可能ならば、ぜひそうするべきだ』と考えています。

むろ

断言するけど。リスクを負うこと自体は、別に成功に対してなんの価値も持たないからね。

マイクロ起業って
  • 無理なく
  • 無駄なく
  • リスクなく

スモールビジネスを始め、サラリーマン以外の道を手に入れると言う『次世代の生き方』だと思います。

失うものがないからこそ、サラリーマンでも、専業主婦でも、意思1つですぐに動き出すことが出来る生き方でもありますからね。

「なるほど〜、そんな生き方もあるのか」

と、この記事があなたの『新しい発見』となっていれば、うれしいですね!

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この記事を書いた人

PowerCharge LLCのアバター PowerCharge LLC CEO 室川 武範

◾️スモールビジネス戦略家
◾️スモールビジネス専門マーケター
◾️利益を上げる執筆屋

時給500円の社畜→4度の転職を経てコンサル企業の組織長へと上り詰める。現在は起業しスモールビジネス専門の法人会社『Power Charge LLC』を経営する36歳。

スモールビジネスに特化したマーケティング&Web活用と、屁理屈なしに利益を上げるセールスコピーライティングが武器。

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